- 中高総体観戦記 -
高校総体
準々決勝で東北高にPK勝(0-0 PK3-0)するも、準決勝で仙台育英高に1-2の惜敗。[東北大会出場決定戦1-0仙台城南高]
全般的に昨年度のチームより総合力(戦術面、運動量、守備の安定度、攻撃のバリエーション、攻守の切り替え等)において確実に進歩の跡が見られ、10番を中心に良いサッカーを展開していた。
また選手も随所に闘争心を前面に出し、最後まで勝負を諦めない好ゲームを演出していた。
選手一人ひとりの頑張りに心からのエールを送りたいと思います。
しかしながら接戦を確実に勝利に結びつけるという「勝負強さ」の課題はまだ解決には至っていない。(対東北高戦のPK勝は一歩前進。)
「運」に頼らないでの栄冠をどのように追及するか、スタッフも含めてもう一度考えて欲しい。また今後は人工芝での練習の利点(怪我等が比較的多いというリスクもあるが...)を活かし、パスサッカーに更に磨きを掛ける必要性を感じる。
サッカーにはより簡単に、速く、正確にそしてより強くという原則があります。普段の練習中から、常に試合の状況を考えて、密度の濃い、集中したトレーニングを心掛けることが肝要。その集大成が冬の大会に結集することを心より念願しています。中旬に行われる東北大会をそのスタート台に・・・
仙台市中総体〔宮城野区大会〕
所用の為、準決勝(対東華中 13-0)のみ観戦。決勝は対宮城野中2-0で優勝。
今年も圧倒的な強さで区大会を制覇。今後県中総体、東北大会と全国大会まで厳しい道のりが続くと思うが、是非とも全中3年連続出場の快挙を目指して頑張って欲しい。そして中体連の代表として、有力クラブチームに対して意地を見せてくれることを期待する。
今年も学院中サッカー部のストロングポイントであるパスサッカーとスピード感溢れる攻撃サッカーは健在であった[但し相手が弱小チームであったから目立った面もあるが...]
7番、10番等(他にも何名かおりましたが)将来楽しみな選手も多く見られました。今後は特に「タフな戦い」が続きます。接戦になればなるほど「気持ち」の問題が勝敗を左右します。日本代表の本田選手のメンタルの強さを見習い、是非とも目標を達成して欲しいと願うものです。
★ 高校総体、中総体共に多くのOBと会場で会うことが出来ました。忙しい中試合場にわざわざ足を運び、熱心に応援しながら後輩の活躍に期待するOBの皆様に改めて感謝申し上げますと共に、OB会の発展、結束に更なるご協力をお願い致します。
<OB会長 壱岐洋治>