祝賀会を終えての感想一言。
今更ながらサッカー部の歴史と伝統の重みを改めて噛み締めております。この度、これまで立派な伝統を築き上げて頂いた諸先輩に心よりの御礼を含めた90周年祝賀会を多数のOB諸兄を始め、現役の中高サッカー部員150名そして保護者会の皆様方と共に、盛大に祝福することが出来、この上ない喜びに浸っております。
当サッカー部は宮城、東北は勿論のこと日本でも有数の伝統を誇る名門校であります。各々出席者はこの伝統に恥じることなく、自覚とプライドを胸に抱きながら、それぞれの分野で、今後の更なる飛躍を心に強く誓いながら帰途に着いたに違いありません。10年後の創部100周年に向けて、更に全国に誇れるクラブを目指して皆様方と共に精進して参りたいと考えております。
また今回は、長年中学校サッカー部の監督を務められた本校前事務長の鈴木義夫さんへの感謝の会を兼ねた祝賀会でもありました。現在の中学校サッカー部の隆盛、並びに過去においての高校サッカー部の数多のインターハイ出場、冬の選手権大会での活躍は、義夫さんの中学校時代の熱意溢れる指導の賜物でもあります。過去の歴史をひも解くと改めて育成年代の一貫指導の重要性を痛感するものであります。義夫さんには心よりの拍手と感謝、そして有意義な第二の人生を祈念しています。
現役諸君には、90周年の節目の年に相応しく、今後の様々な大会において、今年一年の華々しい活躍を切に願うものであります。県内は勿論のこと、全国に「ここに東北学院あり」と広く発信して欲しい。上手い選手よりも強く逞しい選手に。是非とも最後のハードルを乗り越え、全国大会での大暴れを熱望します!また絶対に忘れてならないのは、創部からの伝統である文武両道をしっかりとを実践しつつ。
最後に当たり、今回の記念事業に対して綿密な準備に当たられた実行委員会の皆様方に心よりの感謝と御礼を申し上げ結びと致します。
<OB会長 壱岐洋治>