第2日目 7月22日(火)
07:30 ホテルにて朝食
08:45 ホテル出発
09:20 日系企業 韓国アルプス株式会社 訪問
代表理事 社長 澤田様よりご挨拶をいただき、パワーポイントを使ってアルプス電気についてのご説明を頂く。宮城県に多くの会社、工場を要する、地元宮城県とゆかりのある企業。パワーウィンドウやパワーシートなど、車載部品の製造における大手企業で、国内・国外問わずあらゆる自動車メーカーに製品を出荷している。自動車の4台に1台がアルプス製品を使用している。1823年に韓国の電子部品分野を支えるために光州市に設立されたとのこと。生徒たちは将来の進路選択も踏まえたお話を伺った。その後、工場内を見学し、記念撮影。
10:00 光州市庁 訪問
光州市のご担当の方からご案内を頂く。産業、芸術、文化の街として栄えている光州市の歴史と現在について学び、光州市の魅力を十分堪能しました。
11:40 光州市主催の歓迎昼食会参加
光州市役所 国際協力課 課長様、係長様、ご担当カンさんにご出席を頂き、盛大に歓迎を受ける。美味しいプルコギを頂き、生徒も大満足。今回の交流を通して多くのことを学び沢山の友人を作ってほしいとお話を頂く。代表の生徒からお礼の挨拶と記念品贈呈。
12:40 錦湖高校到着。
正門前に錦湖高校の生徒たちが集まり、盛大に歓迎を受ける。生徒は合宿所に荷物を移動し、トレーニングの時間まで休憩。
13:10 スタッフは校長室に案内され、校長先生、教頭先生、キムコーチと対面。
韓国光州広域市・錦湖(クムホ)高校について
アシアナ航空、クムホタイヤなど日本でも著名な大手企業を所有するグループの私立高校。創設者はクムホ・アシアナ。サッカー部は韓国の全国大会出場の常連校で、全国優勝も果たしている。韓国全土からスカウトされ、セレクションに合格した選手のみが入部出来る。プロチームの支援を受けており(プロチームのユースチームとして契約)、全員がサッカースカウトで大学等へ進学する。トレーニングルームや食堂も完備され、部屋を出ると目の前が人工芝のグラウンドという恵まれた環境のもと、選手達が日夜汗を流している。Kリーグや韓国代表選手も輩出。受験指導も盛んで、部活動に属さない生徒は、ソウル大学をはじめとする著名大学合格を目指し、22時まで学校で勉強する。
玄関にトロフィーが数多く飾ってあり、過去に21回全国優勝を果たしたものであるとのこと。現在、韓国全土のKリーグのユースチームで行うリーグ戦で首位の成績を残している。
錦湖高校の先生方と懐かしく再会。過去の交流の思い出話や今回の交流のこと、日本と韓国の教育の違いなどについてお話を頂く。東北学院ー錦湖は低学年で参加しているが、低学年のころに良い経験をして、今後の目標達成に生かして欲しいとお話を頂く。
16:20 合同チームでトレーニング開始
アップ、4対2、キック練習、ミニゲーム、PK戦など。会って間もないはずなのに、両校の生徒たちはいつのまにか仲良くなっており、冗談を言ったり、コミュニケーションをとりながら打ち解けた雰囲気で練習をこなす。
毎年のことですが、言葉がほとんど通じない状況でも、サッカーボールが1つあれば分かり合え、一緒にボールを蹴って楽しめるというサッカー選手たちのコミュニケーション能力の高さに驚かされます。
18:30 夕食へ
夕食は、錦湖高校の選手と一緒にサムギョプサルを頂く。生徒たち同士で盛り上がって、交流をはかりました。食後は錦湖高校の選手の誘いで、あずきかき氷を食べに行くとのこと。
※2泊目、3泊目は錦湖高校の合宿所に宿泊します。1名体調不良により練習を見学しましたが、大きなトラブルもなく、みんな元気です。